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梅雨のマスク生活の保湿ケア

梅雨のマスク生活の保湿ケア

マスクの中は、鼻息で高湿度。


常に、蒸れています。



おまけに、まだ5月だというのに梅雨のような天候で



外気はすっかり高温多湿。



マスクの中の蒸れが、半端ない状態に。。。



アジサイ



適度な蒸れ × 短時間なら、お肌が保湿されるのでよいのですが、



長時間の過剰の蒸れ、いわゆる過剰保湿は、



お肌のバリア機能を低下させてしまうのです。




なぜなら、お肌の表面の薄~い角層がふやけて、スキマができてしまうから。



そのスキマから、お肌の中の水分がどんどん蒸発して抜けてしまい、肌荒れに陥ってしまうのです。



その結果、



マスクの中がかゆくなってしまったり、カサカサしたり、赤くなったり。。。



梅雨でも、マスクでも、きっちり保湿スキンケアをしましょう!!





アオハル365





保湿は、ヒューメクタントとエモリエントに大別されます。

ヒューメクタントはお肌の角層になじむ水分を補う化粧水、エモリエントはその水分を閉じ込める乳液やクリームをイメージしてください。



まずは、化粧水です。


少ないよりはたっぷり塗る方がよいとはいえ、あまりにも大量に塗って、長時間肌が濡れた状態においてしまうと、角層バリアがふやけてしまうのでNGです。


化粧水の適正量は、塗ってじわ~っと数分でなじむくらい。気温や湿度にもよりますが、だいたい500円玉くらいの大きさをてのひらに出して塗ってくださいね。




もうひとつ大事なのが、乳液やクリーム。



マスクする、さらに梅雨時、となると「べたべたするから」と省いちゃう方が多いですが、むしろマスクの下こそちゃんと乳液やクリームを塗らないといけない。

 

でないといっそう肌荒れしてしまうのです。



そう言うわたくしも、以前の梅雨時はクリームを控えめにしておりました。しかしマスクのかゆみが気になります。そこで最近の皮膚科学の論文を調べてみると、高温多湿の環境下こそ乳液やクリームをたっぷり塗ると肌状態が向上することが証明されています

 

そこで今シーズンは特にたっぷり塗るように心がけて、たいへん好調です。




ご参考までに、化粧水による保湿はお肌の角層に水分を補うもので、「ヒューメクタント(humectant、水分保持)」と呼ばれます。いっぽう、乳液やクリームによる保湿はお肌から水分を逃がさないよう閉じ込めるもので、「エモリエント(emollient, 蒸発防止)」といいます。




最後に、「ニキビができちゃうから」と乳液やクリームを避ける方、それは誤解です!

 

保湿でニキビが治るとは申しませんが、保湿でニキビが悪化することはありません。

 

ニキビはニキビとして皮膚科医の指導のもとしっかり治療いただき、それとは別に、乾燥でお肌が荒れることがないように、乳液やクリーム、そしてもちろん化粧水もけっして欠かさないようにいたしましょう。



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アオハルエバンジェリスト 小柳えりこ

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