［お肌と同じ弱酸性で洗う］
⾓栓⽑⽳は⾓栓を取り除くことで⽬⽴たなくすることが出来ますが、泡立ちが強く、洗浄⼒の強いアルカリ性の洗顔料でゴシゴシ洗ったり、はがすタイプの⽑⽳パックを毎⽇使うのはNG。⾓層が剥がれ落ち過ぎるだけでなく、未熟な⾓質細胞が露出してしまい、かえって乾燥や炎症の原因に。
弱酸性の洗顔料でマイルドに洗い上げるのがコツです。肌の健康状態をはかるものとしてpH値があるのをご存じですか？健康な肌のpH値は4.7〜5.5の弱酸性。洗顔料が弱酸性なら、洗っているときも肌を弱酸性の状態に保てるということです。
［洗顔は温度に注意］
そしてついやってしまいがちなのがお湯洗顔。 お湯で顔を洗うと、それだけで⼤切な⽪脂が落ちてしまうため、乾燥肌を招くことになり、キメが悪くなるので⽑⽳を⽬⽴たせてしまいます。ぬるいと感じる32〜33度のお湯、もしくは常温のお⽔が最適なのです。
それでも⾓栓⽑⽳が改善しない⼈は、美容⽪膚科のケミカルピーリングなど専⾨の施術がありますので、専門家にご相談ください。

⽇焼けは肌⽼化の⼤きな原因の１つなのは有名ですが、実は⽑⽳にも悪影響を与えることが分かっています。
酸化、糖化、炎症、コラーゲンの破壊など、紫外線によるあらゆるダメージの積み重ねで、⽑⽳は開いていくと考えられています。
⻑年紫外線を多く浴びてきた⼈とそうでない⼈とでは、浴びてきた⼈の⽅が⽑⽳が開いているというデータもありますので、UV対策は習慣にしておきたいスキンケアの１つです。
今⽇紫外線を浴びたからといって、今⽇の⽑⽳がいきなり開くということは考えづらいですがこれらのダメージを防ぐためにも、⽇ごろから⽇焼け⽌めを塗るのはマスト。顔については、毎⽇のメイクで⽇焼け⽌め効果のある下地やファンデーションを使うなど、紫外線ケアをする習慣があるかもしれませんが、忘れがちな⾸やボディのケアも忘れずに⾏うことが⼤切です。

たるみ⽑⽳は、加齢により肌がたるみ始める40代以降に多いのが特徴で、⽑⽳が雫のように垂れ下がった状態になります。たるみの原因はUVダメージの蓄積。肌を⽴体的に形作るための柱の働きをしてくれるコラーゲンやお肌にハリやツヤをもらたす成分エラスチンが痩せ細り、肌全体がたるむことで⽑⽳が開き⽬⽴ってしまいます。
⼈⽣に2度訪れるたるみの曲がり⾓。
誰にも訪れてしまいますが、たるみ⽑⽳を予防する⽅法は１，２以外に体の中から⾒つめ直してみることもおすすめです。